もしものときのためにあなたが今、家族できること
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私はずっと何故か夫より早く亡くなると思ってました。
それは、入院や手術の経験があったり、夫は運動が得意で、あまりスポーツをしねくなってからも、駅まで歩いたりと、意識して体を動かすようにしてたからです。
そしてもしかしたら、夫は普通の人より少し突然亡くなることもあるという意識が高かったので、万一のために外で倒れたら家族へ連絡がいくようにと、私の携帯番号をすぐにわかるように紙に書いて肌身離さず携帯していました。
(きっとご両親が思いがけない事故等で亡くなってしまったことがあったのでしょう。)
しかし、実際は急に倒れた時のは自宅でしたので、携帯していた私の携帯番号を使う場面はありませんでした。
もしも私が先に夫より亡くなっていたら、当時は何の用意もしていませんでした。夫はおそらく、私は何の準備もしていなかったなと思い、私と同じくらいグリーフ(悲嘆)を抱えるかは分かりませんが。手続きを粛々と日常の忙しさの中に取り込んでやっていったことでしょう。
でも現実は逆でした、夫が亡くなり、準備をしようとしてはいたものの携帯番号だけの紙を見つけ、深い悲しみ(グリーフ)を抱えて、どこに何があるかわからない夫の仕事と私たち家族のための手続きを行わなければいけないという、ものすごいストレスと不安が一気に押し寄せました。
だからこそ、自分の体験から、少しでも多くの方に、あなたの万一の時、愛する家族や存在のために、心の悲しみを止めることはできないかもしれないけれど、りそうるけあノートやマイウェイを書くことで、多くの手続きの不安を減らすことができることを伝えたいのです。
リ・そうるけあ
高山和 たかやまあい