グリーフケアをするということ – リ・そうるけあ

グリーフケアをするということ

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グリーフケアをするということ

 

グリーフケアを欲している方に、どんなケアを望まれているかはそれぞれ違いがあります。

しかし、欲していることはみなさん、苦しみを癒せればでしょう。

対応の一つに、傾聴するということがあります。その方が言葉にできて、もしも聞いて欲しいのであればそれは相手の方が望んでいたことでしょう。

しかし、話す、言葉にするまでには、実は悲嘆が起こっての直後や、自分を守るために、その悲しい辛い出来事の記憶を遠ざけてしまってい場合は、話し出すことができないこともあります。

 

そして仮に話し出せたとしても、ただ聞いてる相手が目の前にいるというだけでは、話せない方もいます。

 

現在、グリーフケアの団体や、グリーフケアをされる方も増えてきました。

いくつか門を叩いたことがあります。しかし残念ながらといっていいのか、多くが自分のグリーフの経験を話しだして参加者と共有することを。初対面の場で求めてきました。

グリーフは辛い気持ちを発したいのではない、発せられない、殻に入っていて、自分という守りの鎧を着ている人もいます。私が長くこの状態でした。

ですので、いくつかの団体の体験会のこの辛い経験をすぐ共有してください。でもこの聞いた話しは守秘義務で他では言わないでくださいとだけの『場』の提供にはかなり抵抗感がありました。

もしも治療が必要であれば、昨今敷居も低くなり、精神科クリニックは増え、受診するのも一つなのかもしれません。

ただし、精神的な原因がもしも私のようなケースで突然の大切な配偶者や親族との別れによって巻き起こった、行政、遺族手続き、そしてそのことにより心理的ストレスは、自ら痛みを他の方に話す、傾聴や精神的な治療では解決しません。

 

今だから、通過したことだからわかります。突然の深い悲しみが家族の死という、辛い体験で襲われた時、もしも自分が手続きもしないといけない立場のかたでしたら、どうしたたらいいのか困ることがたくさんあって、泣いて前に進むなんてできないです。しかし、手続きには期限があります。

 

こうして発信することで誰かの気に止まって、もしもの時にふと思い出されて、役に立てばそれでこのブログを書いている役目は果たされます。

 

そして、私と夫のように用意をほとんど何もわかるようにしていないと、突然の別れは特に、心の辛さがおさまらず、手続の対応を考える余裕がないのにmたくさんあって、さらに健康保険やらマイナンバーやら今もですが、制度が変わるということは、その時の手続きの仕方や窓口が変わるということです。

 

いつも家族の幸せを願いたい、愛する人に幸せでいてほしい。

だからこそ、自分の今までのことを見つめること、社会環境といういつもは考えなくていいことが実はとても生きていく上では大切だということを知っていてただきたいです。

このことは、気持ちに寄り添うグリーフケアにもとても大切なことなのです。

 

リ・そうるけあ

高山和 たかやまあい