個人事業主だった夫から学んだこと
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夫は元々はサラリーマンでした。しかし経験を積み、ある時独立を考えたようです。そして選んだ道が個人事業主でした。
生前、こんなことを言ってました。夫のお父様は雇用主として数名の従業員を抱えて仕事をされていたことがあるそうです。しかしその業界が傾いた時、必死にお給与を払っていたそうですが、辞めてもらわざる終えなかったことがあったそうです。かなりお父様は辛かったようだったと。
ですので、自分はどんなに(仕事量が多くて)大変でも、人は雇わないと言ってたのをとてもはっきりと覚えてます。
しかしながら、全部を自分でしていたため、会社関連のことは全てパソコンの中。アカウント、パスワードも肝心なものはわからずじまいでした。個人といえど、大きなプロジェクトの一員としての仕事をしていたため、誰に連絡したらいいのか、会社が守ってくれない分、本当に分からずじまいで困りました。
倒れたあの日、仕事の確定申告をするぞと自室に入って、数時間後に意識がなくなっているのを発見しました。
そのため、夫の仕事の確定申告は大変なことというかどうしていいか分からず、大きな不安の一つでした。
最後はとても丁寧な税理士の方にお願いできて、必要な書類をそろえるよう教えていただき、何とか夫の気掛かりだったことをできました。しかしその方にお会いできるまでの1ヶ月ほど、いろいろなところへ問い合わせては、ああでもない、こうでもないで、わからないことだらけで、疲弊いたしました。
そんなことならば、法人にすれば事業のことがわかりやすいかと考えたのですが、税理士の方曰く、法人にする基準は、法人であるからの業務であるとのこと。リ・そうるけあの場合、やり出す時は、もっと夫のような、終活をしてみたいけどよくわからないから知りたい人や、私のように、急に配偶者が亡くなって、悲しみのあまり目の前が暗くなってしまっているのに、手続きや何やらでどうしていいのかこなってしまわれる立場の方に企業様と繋がって、中の従業員やご家族のためにいち早く動けられればとかんがえておりましたが、そこまでを必要、重要と考える企業様はまだまだ多くないようです。
それならばゆっくり、じっくり必要である方のことをその方のペース考えて、必要なサポートをできるよう、身軽であるべきとの結論に至りました。
企業組合を立ち上げさせていただいたことで見えた景色がありました。そして、想像をもできなかった必要な景色が見えました。進むべき道へ舵を取り、必要なことをできる存在でありたいと思います。
リ・そうるけあ
高山和 たかやまあい