困る前にすること、それが重要 – リ・そうるけあ

困る前にすること、それが重要

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困る前にすること、それが重要

 

あなたは幸せなご家族と安定した職場があって何不自由していないかもしれません。しかし、便利な世の中、ある日トラブルに巻き込まれると、どうしたらいいのか、トラブル解消までに大変時間がかかるケースもあります。

 

ある方にこんなことを言われたことがあります。

何かあった時にどこへ相談すればいいか、大きな団体を知っていることが大切。(個人や小さなところなどは力がない)それ以外に相談しても、相手は解消しようとしないからー、と。これはある意味、確かです。恐らく過去に実体験をお持ちなのでしょう。

少し話しはそれますが、最近国の動向の中で、未然に防止するためのことを知らしめる活動を広めようと、様々な有識者や、関心のある人を集めて、協力し合い、地域の力となるような活動をする人を作ろうとする動きが見られます。

 

よく資格取得や学校卒業は大切だと言いますが、何故でしょうか。

それは、まずその資格などを持っていると、その分野に知識があること、関心があることを一目でわかるからではないでしょうか。

そしてある程度、その資格が持続的に何かを学ばせてくれるものか、あるいは学ぶことで、自分の知識をブラッシュアップできるかが、その資格の価値になるのではないでしょうか。

 

夫が亡くなってから自分と夫が知らずに、困った大半だったことを、周囲の方に気づいてもらいたい、同じような辛さを味合わないでほしいと思い、どうしたらいいかと考えた時に、起業を考え、自分の家族以外の知識も必要と、身につけたのが、終活カウンセラーとグリーフケアアドバイザー、遺品整理士、して大学編入でした。さて、資格には、持っていないと仕事のできない資格と、持っていればより深く仕事の探求のできる資格があります。これらは後者のものです。特に終活を知ることに、終活カウンセラーの資格を取ることで学べるので、何かしら終活に苦労されたご経験のある方が、多いのではないかと思います。

 

今回のタイトルの『困る前にすること、それが重要』は、どちらかというと、このように民間資格の方が得意な気がします。なぜなら、便利すぎる社会で手続きが多方面かつ、複雑すぎて、何をどうやればいいかが見えなくなっているからこそ、事前に準備、活動し、意識を持つことが何より大切だからです。そして国も同じくそのような施策を掲げだし、旗を振って意識を持った人を集めようとしています。こういう時、SNSは力を発揮します。

さてこういった勉強会、知識共有をすると新たな呼称をくれるのが常です。みんなが同じ学舎の仲間という意識が持てるからかもしれません。

これから大切なこと、それは、起きる前にすることの気づきを増やし、トラブルがたとえ起こってしまっても、大きなトラブルにならないようにできるよう、先にしておく、日々行動すること、意識を持つことではないでしょうか。

 

いろんな経験を持ち合わせた人が集まり、より質の高い生活を送れるよう、協力しあっていけることが大切でしょう。

 

以前なら家族単位でできていたことなのに、超高齢社会や一人世帯でできなくなった今、自分が得意なことを誰かのためにしてあげて、自分の困っていることを誰かにしてもらうこと。そうして社会と繋がることで、大きなトラブルになる前に、未然に困ることが解決する、そんな社会が当たり前になるのは、もうすぐそこでしょうか。それは私たち一人一人の意識改革からです。

 

リ・そうるけあ

高山和 たかやまあい