地震と戦争と同時に起こったことはあったか、歴史を振り返る – リ・そうるけあ

地震と戦争と同時に起こったことはあったか、歴史を振り返る

カテゴリ:お知らせ

地震と戦争と同時に起こったことはあったか、歴史を振り返る

 

自然災害はいつ起こるかわからないもの。戦争という人災が起こった時に、自然災害が起こったことは今までなかったのでしょうか?

ネット検索をしてみると、第2次対戦中、日本では1944年12月東南海地震、翌年1月三河地震が発生していました。しかし戦時下に、意気消沈しないよう、報道規制がありました。

全国紙の朝日、読売新聞はほとんど掲載せず、地方紙の中部日本新聞(現、中日新聞)が小さな紙面に写真も載せられず、小さな小さな記事を掲載したそうです。軍事下での取り扱いに規制の事実がありました。

さて、今回の地震で日本は緊急支援を国が中心となってする必要があります、ここで考えるのは財源はどこからでしょうか。

岸田総理は国の予備費47億円をプッシュ型支援(欲しいものを確認してから支援するのではなく、積極的に支援物資等を送るもの)に充てると表明したとの記事があります。また各界の有名人の寄付のニュースも見る。しかし、こういった時に、国会議員、首相から個人的寄付があったいう報道はまだ目にしていません。

これも本来はしているのかもしれないですが、報道の規制(⁈)によるかもしれません。

 

岸田首相は、海外への支援表明をしていたのが印象があります。さて、その支援先を、緊急事態で辞めて自国の復興に変更を今からできないでしょうか。

 

今どのよう被害があるのか。こんなときこそ、空からの空撮はヘリコプターよりも、ドローン映像も出てきて欲しいものだが聞かないのは、こちらも話題になっていないだけでしょうか。

 

ここで話しは戦時下の地震の際の中部日本新聞の報道に戻りますが、支援物資の配給の記事もあったそうです。伝えることに意義があった報告されているが、実際の被災者はこの新聞を読むことはできた方はどのくらいいたのでしょうか。そう考えると、今やネット時代、このような支援物資の配給情報もたくさんの情報が閲覧できるようになりました。しかし、本当に必要な方は見れているでしょうか。携帯、スマホを持って避難できているでしょうか。

 

何が起こっているか、どうしないといけないか、考えるには、必要な情報を届けてもらうこと。そして、私たちは何がして差し上げられるのかを一生懸命考えてみます。まずはここからです。

 

心穏やかな日が一日も早く戻ることを願ってやみません。

(参照)

★第6章戦時下での地震https://www.bousai.go.jp/kyoiku/kyokun/kyoukunnokeishou/rep/1944_tounankai_jishin/pdf/10_chap6.pdf 内閣府防災情報 2024年1月8日閲覧

 

★能登半島獅子対応の予備費40億円についてhttps://news.yahoo.co.jp/expert/articles/b6ecbfca1a06582247840470b40b57110a7f11f0  Yahoo!Japanニュース 2024年1月8日閲覧

★プッシュ型支援とプル型支援 https://touken.tokyo-shoseki.co.jp/keyword/414 東京書籍 2024年1月8日閲覧

 

企業組合リ・そうるけあ

代表理事 高山和 たかやまあい