声や手や表情で話しをしてみる
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話しをするとき、同じことを感情を入れずに話すのと、伝えたい気持ちを意識して話すのでは、相手の受け取り方が違います。多分このことを日常は気に留めることはないのではないでしょうか。
例えば、「おはよう」を言います。朝の忙しい時に何だ!みないたことを思っていると、早口で言ってしまっているかもしれません。しかし、この瞬間に言えるのは今だけと思い、感謝して伝えると、自ずと、優しい気持ちが伝わります。
同じように、手話も相手へ伝えようと思ってすると、自ずと表情がつきます。特に手話は言葉ほど多くの種類がないので、同じような意味だと、同じ手話で表します。例で言いますと、いつもと毎日は同じ手話の形です。でも、毎日といつもの言葉の意味は少し違いますね。そこを口形(口型)や表情で補うのです。
これは持論ですが、動物ともコミュニケーションは成り立ちます。おそらくはどんな動物でも成立すると思います。ただ、何度も何度も接することが大切なので、やはりペットとしての存在である、対象の犬や猫になってしまうかもしれません。彼、彼女たちは人と同じ言葉を声で話すことは口の構造上できません。しかし、毎日何度も話しかけていると。理解していることがわかります。そして、彼女、彼らの表現で気持ちを伝えてくるようになります。生後間もない人間の赤ちゃんが言語を習得するのも同じ工程なのは、ご理解いただけると思います。もしも全く話しかけられずに育ったら、言葉を習得することはないでしょう。(ここで声に反応しない赤ちゃんの場合、手でのコミュニケーションが必要になると早めに気がつくことは大切なのかもしれません。)
今日は1月17日、阪神淡路大震災のあった日です。私たちは音が普通にある世界や見ることのできる生活に共に暮らしていますが、耳の不自由な方や目の不自由な方がいることを少し意識して今日は生活してみませんか?
自分の普段の生活ができないことを考える、それを災害は教えているのかもしれません。
リ・そうるけあ
高山和 たかやまあい