夫の財布の中にあった家族写真
カテゴリ:お知らせ夫が倒れて意識不明になり、まずは所持品の確認をしました。
携帯電話は、パスコードが分からず確認できません。
財布の中には、数枚のカード(これは一つ一つ後で確認して、対応しました。)と家族写真がありました。それも数年前のまだ可愛がってたパピヨンのラッキーとミルキーも一緒に写っているものでした。
この写真を見つけたとき、涙がふとこぼれました。その後、夫が亡くなって、この写真は肩身となり、今でも私のお財布に入っています。この写真をみると、勇気と涙の両方の感情が今でも出てきます。
もう一つ夫はSuicaに私の携帯番号を貼ってました。恐らく、万一、本当に万一何か外出先であった時に、私へ誰かが電話するようにとのことだったのだろうと思います。
夫は、システムコンサルタントをしていました。仕事柄、危機管理の意識が高かったのか、あるいは、ご両親が亡くなった際の手続きの大変さを少し、わかっていたからかもしれません。
しかし、気持ちは少し確かに救われましたが、悲嘆の中の手続きの書類の山を崩すのには、これでは足りませんでした。
どうして企業組合 リ・そうるけあを立ち上げたか。
それは、一人でも必要なことを知って書いておくこと、それは自分のため進む道がはっきりするため、そして家族のため、いつ何時でもご家族に必要なことを伝える手段を作るためです。
りそうるけあメモ、りそうるけあシート、りそうるけあノートの3つを書くことで、必要なことを、必要な人に、必要な時にわかることができます。
ご興味がございましたら、どうぞお問い合わせよりご連絡ください。
法人様やグループ、個人様などどなたへも対応させていただきます。
企業組合 リ・そうるけあ
代表理事 高山和 たかやまあい