嬉しい一言をいただけました。(本を)良く書いたね
カテゴリ:本嬉しい一言をいただけました。(本を)良く書いたね。
終活の本はたくさんでています。私が書きたかったのは、その中でも予防終活です。
人生が終盤と考えるのではなく、いつもは終活なんて考えないような若い方々も含めて、ちょっとの時間で気づきを持って、意識して、自分のことを書いてみるきっかけをもって欲しかったのです。
これはきっと夫がしたかったことだけど、仕方がわからなかったことです。
そして、夫が気づいていなかったでであろうことが、予防終活をしていた遺族のご家族のグリーフは穏やかであるということです。
我が家の場合、私のグリーフも深い辛いものでしたし、娘は今でもあまり夫の最後やお墓を見るのも少し抵抗があるそうです。息子は命の現場に自ら飛び込んだように、夫の命から学んだ先へ、自らが何ができるかを考えて、真剣に歩んでいるようです。三者三様ですが、夫と過ごした幸せな時間の恩返しに、これから自分たちができることを一生懸命考えていることには変わらないと思います。
一番何が違うかというと時間の価値でしょうか。昨日の今の時間と今日の今の時間の価値は、24時間分違います。
話しを元に戻しますが、グリーフケアを学んで、自らの悲しみを乗り越えて、次の新しい道へ進もうと思えた時に、グリーフになった方に寄り添うのでなく、深い喪失のグリーフにならないようにすることを学んで広めるのが大切なのではないかと考えました。
そして出会ったのが終活の学びです。私は実は終活ライフケアプランナーという資格を取得しました。ところが資格取得後の学びの提供がないと知り、もっと深く学びたいのですがどうしたらいいですかと、この資格をマネージメントしているところ質問した時に、もっと学びを深く続けている団体で学ぶほうがいいとアドバイスされ、出会ったのが終活カウンセラーでした。この資格は自ら学ぼうとすれば、随時色々な講座も開催されてもいます。ただし、それだけでは足りないと思えば、自分で新たに学べばいいのです。そして、必要な方のために自分が役立てるようになれること、ネットワークを持つことが大切だと思います。
予防終活をして、自分も周りの人も人生を楽しんでもらえるように過ごせたら、
人生最後の時がある日来た時に、終活していなかったと後悔することはありません。
何故なら、終活に代わる予防終活してたのですからー。
私が終活カウンセラーになった訳:夫の財布の中には私の携帯番号と家族写真だけでした
この本は、終活はまだ自分の年代じゃないと思っていたであろう50代の夫に、もしもまたいつか会えたら進めたい若い人にもさくっと書いて欲しい自分の人生のためでもある予防終活のすすめです。
そして、家族もきっと涙ばかりでなく、愛情を感じてノートをみることができるでしょう。私が夫から受け取ることのできなかった予防終活ノートへの憧れです。
だからこそ、この本をよく書いたねの感想は心から嬉しかったです。
企業組合リ・そうるけあ
代表理事 高山和 たかやまあい