安心、安全な環境で自分を知る
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絶対に否定されない環境に身を置くことは家族以外本来はないことではないだろうか。
そんなことはないです、部活で、職場で、仲の良いグループでそういう存在があります、という方は非常に恵まれているのではないでしょうか。
存在が大きくなればなるほど、中には脚を引っ張る存在がいることが普通でないでしょうか。あるいは、誰かを異質とし、仲間はずれを作ることで他のものと共通の話しを一人を抜かして作り、それにより安心感を作り出す、このケースが今の競争社会の日本では学校であれ、社会であれ、非常に多い気がします。しかしあえてこの形のまとまりが好きでないので、いつも違和感しか感じてきませんでした。
この上記の環境は対人の中であって、動物好きの人は、この上記のコミュニケーション関係もあるからではないでしょうか。そういう私もその一人です。動物は人の言葉では返してはこないですが、お互いが信頼する関係になれると強い絆が生まれます。
しかし今回、対人として上記の環境を学びの中で今回成立したものを持ちました。昨日が初めてのそのワークでしたが、人に自分のことを語り、その半生をどう生きてきたと語られたかを、返す。
自分の体験を比較して返すのではなく、その方がどう話していたかを咀嚼して、言葉を変えて、話者に返すことで、相手はどう考えていたかを改めて考えられるのです。
これは約束の元で成立した環境なので、ある種異質なのかもしれません。しかし、そのような環境を求め、皆が学びを追求するが故に、まずは自分を知るために、自分のことを客観視するための訓練の場です。
一番のこの環境の重要な存在は、最初に述べたように絶対に自分を否定しない環境で自分を自分の言葉で語ることが許されることです。
学びの中で、自分たちには必要と集まって作られた環境。自分を曝け出しても許される環境、自分を相手に語れることで、今まで奥にしまってあった殻から自分を出すこともできるのです。
この場を逃したら、もうこのような環境を持つことは一生ないかもしれません。
相手を知って受け止めるには、まずは自分を受け止めてもらう感覚を知ること。そのために集まった人たちは、きっとどこかでそれぞれが行き詰まりをもっているからこそ、集まったのかもしれません。
安心、安全なこの作られてでもできあがった環境に身をおけたこと、きっと何かが変われる、学べる、知れる、今までにないことをもてたのでしょう。
まだ始まったばかりですが、自分の成長を感じていきたいです。
リ・そうるけあ
高山和 たかやまあい