手書きの手紙をプレゼントから見える現代の問題⁈ – リ・そうるけあ

手書きの手紙をプレゼントから見える現代の問題⁈

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最近手書きで書く機会が減っていませんか?

例えば、この時期ですと暑中お見舞い、そして年賀状です。

メッセージや連絡でしたら、メールのほうが気軽に送れて返信も早いです。

しかしその手紙を書いた文字の筆圧や、文字の形、そして色、文字の太さからも気持ちは伝わってくるものです。

 

先日、ある保険会社の方が、死亡保険の受け取りの際に、手書き文字の手紙を保険の受け取りの方へ渡すサービスをしていますと話してくれました。とても好評だそうです。

 

これを聞いた時、手書き文字そのままの手紙なのだと思いました。保管も大変だろうと思い聞いてみると、本社のコンピュータに置いているんですとのこと。

なるほど、イメージデータにされてるのですねと返答すると、いいえ手書きですとの回答でした。

 

見たままに書いた文字をコンピュータに保管するには、今や家庭にもスキャナーがプリンターの機能としてあるご家庭も多いでしょう。

 

この場合、書かれた通りに保管するのは絵と同じようにイメージで保管します。

コンピュータの中では小さな『・』をで画像を描いているわけで、文字とは認識していません。

 

ところで、スキャナーは文字としてOCR機能という、文字認識機能を使うと、書いたものが文字であれば、文字として認識しようとします。手書き文字にもよりますが、精度はかなりよいようです。

 

少し脱線しましたが、イメージ保存の場合、元々の手書きの手紙の筆圧や書いた時の紙はそのまま渡すことはできませんが、ご本人が書いた文字の形や言葉は渡すことができるでしょう。

 

これでしたら、保管もその会社のサーバー一括管理で済みます。

 

今回は手書きの手紙のプレゼントをどうやって可能にしているか、ある保管会社の例から考えてみました。

 

スキャナー、OCRがなかったひと昔前(普及し出したのは30年ちょっと前ですから、あの双子の金さん銀さんブームの頃ですね)はこのようにどうやって管理しているのだろうなんて悩むこともなかったですね。

 

便利になったようで、やり方が色々あって、その所をきちんと知らないといざという時に対応(例えば削除や変更)できないことが現代の問題ではないでしょうか。

 

企業組合 リ・そうるけあ

代表理事 高山和 たかやまあい