最初に知るのが一番いいではない??視野を広く、心を広く。 – リ・そうるけあ

最初に知るのが一番いいではない??視野を広く、心を広く。

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最初に知るのが一番いいではないかもしれない??視野を広く。心を広く。

 

何かに特化してくると、他のことが見えなくなってくるものです。

これは何をする上でも、誰がしても多かれ少なかれ、生じることではないでしょうか。

 

ただ自分で偏ってると感じた時に、軌道修正をすることが大切です。

しかし特化したことを良しとするケースもあるでしょう。

そして自分の大切にしていることと、周囲の評価は違うことの方が多いことでしょう。

日本は村社会が基本と言われます。噂話しが好きといいます。

噂はあくまでも噂で、推測の「〜らしい。」です。このらしいが、まだ新しい話しで知らない人も多いのかなというところに、ワクワク感を持って聞いた方は他の方へ繋げて行って共感を持たれ、悦に浸るという流れが、好きな方が多い理由でしょう。

 

しかし不思議と良い話しを広めるのではなく、嫌なことを広めて共感を持つ構造があるように感じませんか。

先に日本はと申し上げましたが、海外でも同じ構造があります。だからこそどこでもいじめ社会や、もっと大きく考えれば戦争もなくならないのでしょう。

 

少し話がそれましたが、いったい何が本質か、どうすればよくなるか。ただし、立場によってよいが違うことはあります。(その立場を公平にしようとするのが、ルールであって、例えば法律、規制、憲法、学校の校則もそうでしょう。この件は今回は広げずにおきます。)

 

なぜこの話しをお伝えしたかと言いますと、以前メンタルコーチングの講座を受講したことがありました。このような講座は初めてだったので、大変新鮮でしたし、学ぶことも多かったです。内容は世界で流行のメンタルトレーニングをいち早く教えてくるものでした。そして毎回どのような気づきがあるかを、受講者と講師の方で伝え合い、学びます。しかしある日、メンタルトレーニングは相手を、悩んでいる人を解決するためのものであると考えていましたが、ある組織の問題を解決するときに、一人の方をその組織から抜けるようにして解決をみたといって解決策を伝えられたことに、大変違和感を持ちました。

自分の悩んでいる人の立場で、早くその悩みの重しを取り除くのを、当時教えてくださっていたメンタルコーチの方は選択されたのかもしれませんが、その場を去った方はその後どうしたのでしょうか。

 

このとき気がつきました。私がその時学んでいた場は、その講師の方のフィルターを通っているのだと。他のメンタルトレーニングや心理学を学ぶことをしてみることも必要なのではないかと、考えたのです。

 

何かを始める時のきっかけとして目の前のことからやり出すのは、とても大切です。そしてそれを長く続けていくか、他のものを取り入れていくかの判断は、自分が学んでいることに柔軟性があって、他の違いがたとえあってもその違いを尊重し、受け入れることで新たな成長を共にしていく環境であるかではないでしょうか。もちろんあの時メンタルのことを学べたのは大変勉強になりましたが、その後思いがけない美大での美を通しての民族的視点の学びや、放送大学や人や本との出会い等が、自分の考えを豊かにしてくれていると思います。あるいは最初の環境にそのまま身を置きながら、他のものも柔軟に取り入れてみるのもよいことでしょう。今や海外も気にせず、ネット環境は繋がることができます。そして今まで会話が困難だった聾唖者の方や、体の不自由で外出が困難な方も可能性があることでしょう。

視野を広く。心を広く。

 

人生の最後の一日まで自分なりに、何かに挑戦していくこと、それが人生の質を上げることなのだと思います。

 

リ・そうるけあ

高山和 たかやまあい