東京都の住まいの終活ガイドを見てみました – リ・そうるけあ

東京都の住まいの終活ガイドを見てみました

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東京都の住まいの終活ガイドを見てみました

昨日のYahoo!Japanニュースで発表されていた、早速東京都住宅政策部のサイトを見てみました。

簡単にまとめますと、住宅の空き家問題が取り沙汰されるようになりました。それを防止するための、普段からできることや、整理しないといけなくなった際にはどうすればいいかが書かれているものでした。

このように住まいだけをフォーカスしている終活ガイドは見たことがなかったので、とても興味深いです。

 

少し詳しく見てみますと、決めておくと良い後見人制度や民事信託(家族信託など)、また相続についてや遺言の方法も詳しく書かれています。とてもわかりやすいものです。冊子の配布もするそうですが、無料ダウンロードもできるようになってますので、活用してみてはいかがでしょうか。

さて、今回この冊子で改めて確認したことは、今年の4月1日より相続登記が義務化されたことと、法廷相続情報一覧図の作成方法です。

亡くなった方の不動産を相続した場合、3年以内に法務局に申告しないといけないことです。

またそれに伴い、法務局に法定相続情報一覧図を提出すると、その一覧図を提出したことを証明する認証文付きの証明書を無料で必要な部数をくれるので、金融機機関や他のところでしないといけない死後事務が平衡して行えるとありましたが、これは複数枚戸籍等を準備して進めるものでも従来対応はできていたところではあるかと思いますが。また自分で法定相続情報一覧図を作成できるよう、詳しく事例やエクセルのダウンロードフォームもありますので、下記の参照にありますサイトからご覧ください。

 

それ以外にも、実際に家を処分する際の相談窓口等が段階的に書かれていました。

まず家の中の片付けですが、家族と行うとき、あるいは業者に依頼するとき、思い出の品の整理の仕方として処分する前に、写真に撮って、手元に置き、そのものは手元から手放すというのも一つの方法とこちらでも紹介しています。これならば、記憶を呼び戻すのに、そのものは無くなっても、写真を使うことで可能ですし、また置き場を考えずに近くに置いておくことが可能です。

また戸建ての解体や、そのごもそうですが、何よりそこに至る前のところと、さらに相続したあとで困らないよう知ったおくと良い法制度の紹介、一例として空き家の抑制のための譲渡所得3000万円控除など具体的に紹介もされていました。

 

またマンションの場合は、管理組合に連絡を忘れないよう、所有の部屋の前後の方に空き家となってご迷惑がかからないよう留意する旨も記載されてました。

 

住まいは、借家でない場合、いつかは相続の問題が出てきます。

ご自身がいつか家を渡す立場の方、あるいは譲り受ける立場の方、どちらにも大変参考になります。東京以外でもたくさんの有益な内容ですので、ぜひ一度見てみるといいのではないでしょうか。

 

 

(参照)令和6年3月27日

Yahoo!Japanニュース 令和6年3月26日 東京都が終活ガイドを初配布

https://news.yahoo.co.jp/articles/30dbabf5c751aef89b0180fe03aa0259136b35b8

 

東京都住宅政策部 東京住まいの終活ガイドブック

https://www.juutakuseisaku.metro.tokyo.lg.jp/akiya/shuukatsu_guidebook.html

法務局 法定相続情報証明制度の具体的な手続きについて

https://houmukyoku.moj.go.jp/homu/page7_000014.html

 

リ・そうるけあ

高山和 たかやまあい