気持ちを表す一つの方法、絵。
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現在開催中の第43回浦安市美術展に初出展しました。応募総数は未発表のため分かりませんが、入選以上で展示で201点の作品が見られます。
もう浦安に住んで28年になりますが、この展覧会を今夏初めてネットで知り、色鉛筆画で応募してみました。実は色鉛筆画の応募は初めてだったようで、電話で確認して了解をもらってから描き出しました。
本当は以前描いた夫と亡き愛犬で応募しようと思ったのですが、いろいろ修正するより新たにと思い、愛猫の『命と深愛』(めいとみあ)で応募しました。
絵を描こうとすると、今まで以上に一生懸命に観察します。彼女たちは黒猫なのですが、一本一本の毛を見ると、本当は黒くありません。濃いグレイをしています。そして光に当たっているところはまた違った色合いに見えるのです。この絵のメイちゃんとミアちゃんもほとんど黒い色鉛筆を使いませんでした。他の色を重ねて、光の加減を見ながら描いてます。
子供の頃から絵を描くのが大好きで、中学校へ上がる前、画家になりたいと真剣に考えて、その道の学校へ行きたいと親に言ったことがありました。しかし、食べていける職業でないので、その勉強はだめだと言われて、ずっと諦めていました。
その後はいろんなことがあり、社会に出ると節目節目で絵を描きたい衝動に駆られましたが、なかなか時間が思うように取れなかったのと、道具を用意するのが大変で続きませんでした。
そうこうしていると、亡き愛犬と夫の写真が少なくて、私の脳裏の中の表情をどうしても描きたくて出会ったのが、オンラインの色鉛筆教室に出会いました。
子供の頃は色鉛筆は画材としてまだそんなに認知度がなく、子供のお絵かきの道具くらいでしたが、今はこうして出展もできるのです。描こうと思った時に、取り出してすぐ描けるのは嬉しいものです。
写真は素直に被写体の気持ちが現れますが、絵は描き手の気持ちの中の姿を表せる魔法だと思いませんか?
※11/12(日)午前中まで新浦安駅前のイオンの中のWAVE101で浦安美術展が開催されてます。お時間がありましたら是非お立ち寄りください。
企業組合リ・そうるけあ
代表理事 高山和 たかやまあい