目、言葉(口、手)、香り、動作で話す
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相手とのコミュニケーションをとる方法はいろいろあります。ざっと考えても言葉だけではないことに気が付きます。
そしてこのコミュニケーションを取る時に、気持ちがいいのが、伝わったの感覚ではないでしょうか。
逆にいうと、この伝わったがないと非常に話しを続けるのが困難になります。
動物好きの方ならご存知の方も多いと思いますが、彼女、彼らは鳴き方、動作以外に、目線でたくさんのことを伝えてきます。非常に伝わりやすいです。これはもしかしたら、生命のDNAの中に刷り込まれているのかもしれません。道でバッタリ会った散歩中の犬やあるいは野良猫でも目で話しかけてくることがあります。そしてそれに答えると、非常に嬉しそうに返してきます。
私はこの掛け合いが大好きです。これを教えてくれたのは、確か子供の頃に出会った野良猫。このことをまだ知らなかったとき、急に可愛くて撫ぜた猫に噛まれたことがあります。(今でも手の甲に傷が残っています。)多分急に撫ぜたから驚いたのでしょう。こちらが悪いのです。
だからその後はまず目で撫ぜるよと伝えたり、言葉で発信したりした後、撫ぜたり、抱っこしたりするようになってからはトラブルはありません。
ところで、昔の人の歌には、その姿形をうたったものもあります。周りにあるかけがえのない情報を一瞬のうちに読み取る力、そして表現する力が今の私たちより長けていた気がします。
今やネットでなんでもわからない時に調べることができます。それはまるで、すぐに本当のことを知れたと思うのではないでしょうか。しかしそうでしょうか。言葉が一人歩きして、噂話になるように、ネットも出典がわかるもの、またその出典の本当に言ってることがあってるかを確認することが、今のネット社会で気をつけることだと思います。
誰かが発信したから本当だは危険です。
古の人の歌や文に伝わるものがあるとするならば、少ない情報を知る環境だからこそ真剣に研ぎ澄まされた感覚で正確に知ったことを表現しているからではないでしょうか。
昔、家にあった百科事典を見るのが好きでした。知りたいことを調べると、出典が書いてり、その出典が手元になくてわからないのがモヤモヤでした。しかし、現代はその先もネットで見ることが可能になっています。
そうです。便利になって発信の本質を確認することは、自分でできるのです。
ペンは剣よりも強し
聞いたことあるのではないでしょうか。目の前の発信が全て本当ではないかもしれません。
ペンでもやはり、本物のペンとそうでないものがあります。
できるだけ、根本にあるもので処を自分で確認すること。これができれば、何があっても騙されることもないでしょう。(ネットのフィッシングメールなど)
誰かが言ってたとより、体験者が語る言葉には重みがあります。
見てない人の言葉よりも、見た人の言葉には説得力があります。
本当?どうして?それはどこから来たのか。
少し時間はかかりますが、調べられる人になればどんな時代になっても乗り越えられると思います。そんな人を増やしたい。そんな気づきをどうか皆さんも持って欲しいです。
言いっぱなしのものを鵜呑みにしない。
五感を研ぎ澄ます。生きるものに与えられた力です。
リ・そうるけあ
高山和 たかやまあい