紙の本(POD )『私が終活カウンセラーになった訳:夫の財布の中には家族写真と私の携帯番号だけでした』販売開始
カテゴリ:本生があるように、死はいつか必ずやってきます。
そのままなるようになればいいか。 そうかもしれません。
でも自分らしい死、あるいは、その人らしい最後を家族でと思うのは自然なことだと思います。
どうしてか?それはその人の人生最後のメッセージを受け取れる日だからです。
夫は、本のタイトルにもしましたように、準備を特にしていなかったです。しかしかろうじて、毎日の自分へのご褒美に夫が旅立つ少し前に旅立った愛犬も一緒に写っている家族写真と、万一自分が外で倒れた時に連絡してもらうようにでしょう、私の携帯番号の書かれた紙がありました。
夫は、20代の頃会社の同期の方を病気で亡くしてました。その葬儀に参列した際、小さなお子さんと奥様を見て、これから大変だろうなと思ったと私に言ってました。
その時のことが夫にこのメモを持たせたのでしょうか。他にも必要なことを書いておいたらいいよと伝える機会さえあれば、おそらく書いてくれていたのではないだろうかと思います。
そして、このエンディングノートにもなる自分のための自分ノートを書くと、自分の人生や目的、やりたいことがスッキリ見えてきます。
私がこの本を書いたきっかけは、夫に知って、書いていて欲しかったことと、遺族となって書いてあると困らないこと、そして、遺族になってしまった時の心のバランスの崩れは本の一時でなく、かなり長いということ。また周囲の方は一年ほどと勘違いして接してくることに、2年目以降の方が対処に戸惑うこともあるのだということ。
経験者として、突然の状況になってから大変な思いをする方が一人でも少なく済むよう、願いを込めました。
どうかあなたのお手元にも届きますように。