脳と体のバランス感覚 – リ・そうるけあ

脳と体のバランス感覚

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脳と体のバランス感覚

左手と右手をバラバラに片方は小指から、もう片方は親指から。とてもシンプルですがやるとうまくいかないかもしれません。

それはなぜでしょうか。同じことなら簡単なのですが。この流れは下記のようになります。

①脳に動きの指令を出すー>②脳が手に指令を出すー>③手が動く

体の右を司どるのが左脳、左を司るのが右脳です。せっかく2本の手があるのですから別々にすることができれば、2倍のことができるようになるかもしれません。もしもうまくいかない場合、何が原因かと言いますと、別のことを同時にやろうとするからです。

しかし、普段私たちは右手と左手を基本別々に意識することなく動かしています。②から③はスムーズです。

よく高齢者の方に手の運動は脳の活性化にいいと言われます。でも実は高齢者の方でなくても①を別々に手に指令を出して②脳が手にその別々の動きを各手に指令を出すのは難しいです。

 

ではどうすればいいのでしょうか。常日頃別々の手であることをまず認識しておくこと。両手はバラバラに動くということです。

 

私たちが毎日健康でいれるのは、ご自身の体が健康であるからです。これは各部位がそれぞれに健康を保っているからです。

 

赤ちゃんは、体を意識することなく動かすので、どこも自由に動かせます。

自我が出てきて、社会で活動するようになると、忙しさのあまり自分を見失いがちになることもあります。しかしそんな時、自分のことを大切に思う自分の時間を持つこと、それが脳と体のバランス、自分と社会のバランスを保つことになるのではないでしょうか。

 

私の大好きなオードリーペップバーンの言葉からー。

『歳を取ると、自分には二つの手があるってことが分かるはず。一つは自分を助けるため、もう一つは他人を助けるため。』

 

 

他人を助けるため、言葉を変えれば社会と積極的に繋がるためには、自分のことも大切に考えないといけない。なぜならあなたの体を動かすために①脳に動きの指令を出すのは、あなた以外にはできないのですから。

 

手と手をつなげば、あなたは社会と繋がっているのです。

 

リ・そうるけあは、あなたが必要なときに、必要な形で繋がるためにここにいます。つまづいて転んだら、また立ち上がって歩き出すまで心のサポートいたします。あなたの横で手を繋いで、歩きましょう。

 

企業組合リ・そうるけあ

代表理事 高山和 たかやまあい