見えないことが見えてくる
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どうして学びたいのか、人それぞれだと思います。
ある方は、学ぶことが好きだから、学ぶことですごいと思える自分になれるからかもしれません。
こういった場合、きっと何の資格でもよくて、その資格を活かすとか、そのために何ができるとかではあまりないのかもしれません。
私の場合、実務で学べると、その資格をあえて取ろうとは今までしてきませんでした。そこまで時間がなかったことと、実践の場がせっかくあるからと思ってました。しかし、今回ある方から社会保険労務士はきっと私の役に立つと言われて、はっとし、遅まきながら学びを開始しました。知れば知るほど、夫が倒れた時、もしかしたらこの制度が使えたのではないかとか、考えることが多々あります。
今から夫を救うことはできませんが、夫のような立場になった方に、使える制度がたくさんあることを知りました。こうなったら、この制度、しかし、もしもこのような症状だったら、もしかしたら、労災申請ができるのではないかとか等、いろいろ教えることができると思いました。
思えば、終活カウンセラーもそうでした。この資格もやはり、夫が突然倒れ、旅立ち、心が折れてしまい、深いくらいトンネルに入った後、もがいて灯りを見つけようと必死で探す長く辛い日々だったあの頃、夫とわたしに足りなかったものは予防終活、早めに家族に万一の時、どこに何があるか伝えられるように書き記しておけば、手続きの多さに圧倒されて、知らないことだらけ、夫の書類やら、情報やら見つけられないものだらけでした。こんなに大変なことを、日常生活を送っていては知る由もありません。特に私の周囲の大切な人たちには知ってほしいとの思いから、いろんなケースを学んで伝えようと思いました。
刻々と時代は変化し、制度や法制度の変化のスピードが早まっています。
IT（Information Technology)もかつて大学で専門的に学んだ後は、実務ではある特定のところしかしてませんでした。今や特にセキュリティに関しては、新しいことばかりで、注意喚起のためにも、新知識を吸収する必要があります。
たまに聞かれる時があります、何のために学ぶの？
私の場合は、誰かの役にたつ喜びのためです。その誰かの笑顔が見たいです。
笑顔をできなくなっていた方の、再び心から安心して笑う顔が見たいです。
そのためです。
リ・そうるけあ
高山和 たかやまあい
