言いたいけれどなかなか言えないこと、それを大切にします

言いたいこと、言ってるのに聞いてもらえないこと。

そんな一人一人の声が本当はその人にとってのその人らしさとして、大切にしなければならないのではないでしょうか？

先日、母がお世話になってる介護施設のケアマネージャーの方からお電話をいただきました。

母の具合で何かあったのかと思ったら、そうではなく、母が欲しいものがあるというので、連絡

を地てくれたのこと。

それは何だと思いますか？

母ですから、高齢の女性で、介護施設で、自宅に戻れるよう、リハビリ訓練を受けてる、草花が好きな人これが人物像です。

何と、化粧品でした。そうなんです。実家には、美白化粧品、シワ改善クリームなどたくさんあります。

幾つになっても、いつまでも、女性なら誰しも綺麗でいたい。でも化粧品を持ってきてとお願いして欲しいとケアマネージャーさんに言えたのは、その方が女性だったからでしょう。そして、私も娘だったから、わかってくれると思ったのでしょう。

数日後の面会日に、化粧水と乳液とクリームを名前を書いて、ボトルを一度全部開封して、母が開けやすいふたか確認して持参しました。母は笑顔で、「顔が乾燥してしょうがなかったの。ありがとう。」と言ってくれました。

母の悩みが一つ解消した瞬間でした。

企業組合 リ・そうるけあ

高山和　たかやまあい