<突然の死>とグリーフケアの書籍を読んで – リ・そうるけあ

<突然の死>とグリーフケアの書籍を読んで

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A•エーデン、柳田邦男編 <突然の死>とグリーフケア 春秋社を読みました。

様々な理由で家族を亡くし、心の痛手からどう抜け出すかが書かれています。

ふと気になるのは、小さな子供と奥様を残して阪神淡路大震災で庇って亡くなられたご主人様のご家族のことです。

だれか、手続きにについて手伝って上げましたか?

 

グリーフケアとは、悲嘆、悲しみを緩和するためのものです。でも社会にいる以上、生活しないと

いけないのです。ここがとても大切です。

 

私の時もそうでした。手続きを手伝ってくださるところを探すのも大変でしたが、心のことを相談するところもなかなか見つかりませんでした。

 

でも当事者は突然、同時に起こります。

 

もしもすぐに手続きのサポートが見つからなくても、終活ノートにもなる、自分ノート、りそうるけあノートがあれば、マイウェイノートがあれば、目の前の霧の濃さが少し薄くなるのではないでしょうか?

 

心だけでなく、手続きもー。

手続きだけでなく、心もー。

悲しさは形を変えて、亡くなった方の生きた証を見つけて、新たな心の架け橋をかけて、新しい生活をご自身の生きる道を残された家族と共に進んでいきましょう。

注意、手続きには時効や延滞金がかかるものがあります。冷静でない、大きな悲しみの方には、サポートが時には必要です。

※電子書籍のお知らせ

好評発売中です。ぜひ自分を見つめ、書き留めることから始めてみませんか。

私が終活カウンセラーになった訳:夫の財布の中には家族写真と私の携帯番号だけでした

企業組合 リ・そうるけあ

代表理事 高山和