死は見えない存在となること⁈
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どうして死を私たちは考えないようにするのでしょうか?
必要ないから
まだまだ先の話しだから
何だか怖いから
本当に死んでしまいそうで怖いから
いろいろあるでしょう。
しかし、生まれればいつかは亡くなること。これは誰もが通る道です。
死生学の学びの中で最近、『誕生死』という言葉を知りました。
何かの理由でお腹の中にいたまま亡くなってしまうことだそうです。
もうすぐ生まれる喜び、期待を周囲の家族は楽しみにしていた中、誕生した時に、お別れをしないといけない心の準備などきっと全くないことで、お辛いことと察します。
亡くなるタイミングはもっともっといろいろです。
病気で長期に入院していて亡くなるケース
夫のように急に様態が悪くなって心の準備もママならぬまま亡くなるケース
長く天寿を全うされて亡くなるケース
事故や災害にあって亡くなってしまうケース
それ以外にもたくさんあるでしょう。亡くなることで、ご自身の命が終わるということは、家族や周囲のあなたを大切に想っている方へも影響を伴うということは変わりありません。
夫が亡くなって半年ほど過ぎたころ、私の知らない夫を知りたくて夫と繋がっていた方々で連絡を取れる方にお話しを伺ったりしました。
ああ、夫らしいとか、夫がそばに今噂されてると聞きにきているんじゃないだろうかと思えたりしたものです。
亡くなってもその人のことを話すこと、聞くことで、温かい気持ちが蘇ってきます。
また自分の心の中の亡くなった人のことを
言葉にすること、
絵にすること、
文字にすること、
好きだった曲を聞くこと、
好きだった料理や思い出のレストランや場所へ行くこと、
好きだったシャンプーやコロンの香りを嗅ぐこと
少しずつやってみませんか?
あなたの心が穏やかになっていくお手伝いをリ・そうるけあは致します。
あなたの大切な人の死は見えないことではなく、今までとは違う見え方ができる始まりなのかもしれません。
企業組合リ・そうるけあ
代表理事 高山和 たかやまあい