心の触れ合い、命と深愛
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今秋、浦安市美術展に出品した飼い猫の絵『命と深愛』を大変気に入ってくださった親子の方が、先日我が家に遊びに来てくださいました。
実際の絵を再び見てくださったり、壁に描けている他の猫の絵との違いも愉しまれ、更には待望の本物のメイちゃんとミアちゃんと比べられていました。
来てくださる前に猫じゃらしが好きと言っていたのを覚えてくださっていたようで、お土産に猫じゃらしを持ってきてくださり、遊んでくださいました。
この息子さんは障害をお持ちで、コミュニケーションが難しいとのことでした。ただ、猫が大好きで、ご自宅では飼えないとのことで、今回の一件となりました。
最初は猫も息子さんも緊張されていたのがわかりました。二匹のうち一匹はずっとカーテンの陰に隠れてしまいましたが、一匹の子は、気持ちにとても敏感な子で、来てくださる前から今日のことを何度も話していたのでわかってくれ、徐々に距離を縮めて、とうとう何度か猫じゃらしで遊んだり、その息子さんの手の匂いを嗅いだりして、自分から行ってくれました。
駐車場の関係で1時間だけでしたが、帰り際に1匹の子をほんの少し腕の中に抱いてもらうことができました。すぐに我が家の子は逃げてしまったのですが、とてもうれしかったそうでした。
そして帰り際、息子さんは明らかに最初の時の緊張した表情ではなく、屈託のない笑顔をされていました。お母様が久しぶりに息子さんの笑顔を見たと、とてもにこやかに笑顔になられて、お喜びでした。
動物の癒しの力は言葉にはならないものがたくさんあります。
体温、毛の柔らかさ、表情、しぐさ、目線、何とも言えません。
言葉は励ますことも、勇気をくれることもありますが、その逆もあります。
言葉によって、傷つけたり、貶めたり。
もしかすると、動物は人に言葉で嫌な想いをさせないように、言葉で話さないのかもしれません。(本当は動物は動物同士のコミュニケーションで話しているはずですが。)
神様がくださったプレゼント、心の通い合う存在、そして友達であり、家族です。
心の疲労を感じてしまう方、もしもあなたが動物を飼える環境にお住まいでしたら、どうぞ保護犬、保護猫を迎えてみませんか?
ただもしもあなたが出張が多い等、家を留守にすることが多い場合は、あなたがいない時の工夫が必要です。しかし、きっとあなたにあった解決方法があるはずです。
一度家族に迎えたら、生涯家族でいてください。そのためのサポート一緒に見つけていきましょう。
あなたの心を救ってくれるその小さな存在は、あなたが迎えてくれることで、小さな命が救われます。
企業組合リ・そうるけあ
代表理事 高山和 たかやまあい