子供の頃したかったことは何ですか? – リ・そうるけあ

子供の頃したかったことは何ですか?

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唐突ですが、子供の頃にしたかったことは何ですか?

 

私は一つ医者になりたいと思ったことがあります。それはどうしてか、医者にあこがれたのではありません。精神科医になって、自殺者が減るようにできないかと思ったのです。

 

中学3年生の受験の時、当時もうすぐ入試というときに親友が亡くなりました。お姉さんが通っていた私立高の単願推薦を親御さんから勧められ、その受験しかできない状況に負けてしまったのだと思います。あの頃は、フリースクールとか、再受験とかもあまり聞かなかったので、もしうまくいかなかったら、大好きなお姉さん、家族を悲しませるときっと思ったのだと思います。

 

でも、前日も笑顔で話して、また明日と別れました。そのあと家で何か急に思い詰めることがあったのかはわかりません。

 

自分は希望の高校に受かって通いましたが、彼女とのお別れが心に残って、うまく新しい友人を作ることには、大きな壁を作りました。何もうまく手につかない高校生活で、心臓が飛び出しそうな鼓動の激しさもあのとき体験しました。きっと周囲はそんな悲しい状態にいるとは気がつかなかったと思います。親にも心配させまいとしてました。

 

そんな私が3年の進路選択の時にこれからどうするかを考える時期になりました。私が思ったことは彼女のような人を救いたいでした。

そしてなぜか救う→(精神科)医者と考えたのでした。それしかないと若かりし頃は道がわかりませんでした。病気は医者しか治せないとしても、でも今社会でいろいろ学び、社会も変化していた中で私のしないといけないことは、出会えた方に、自分のしたいことを思い出してもらって、その気持ちを大切にまっすぐ進める気持ちを整える伴歩者だと気づきました。やっと気がついたねと、予防が大切なんだよと横で友人が笑ってそうです。

 

友人の笑顔はいつも私の脳裏にあります。彼女はきっと応援してくれてます。

 

企業組合 リ・そうるけあ

代表理事 高山和 たかやまあい