『大漁』の詩を読んで – リ・そうるけあ

『大漁』の詩を読んで

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金子みすゞの大漁の詩をご存知でしょうか?

朝焼け小焼けだ大漁だ
オオバいわしの大漁だ

浜は祭りのようだけど
海の中では何万の
いわしの弔いするだろう

 

金子みすゞの小さなものへの優しい眼差しを感じる詩の一つです。

この詩は、よく食べるものを粗末にしない、生の影には死がある。だから今日の自分を支えてくれてる全ての命に感謝しようと考えられます。

 

いわしは食べられる食べにこの世に生を受けたわけではないでしょう。

それでは人は誰にも食べられないから戦争をするのでしょうか? そうではないと思います。

人もいつかは亡くなります。その時まで人が一番その種よりもたくさん感謝の言葉を言って、感謝につながることをこの世にするために生まれてきたのではないでしょうか。

 

お米や野菜たちにも命があります、決して菜食主義者は命を粗末にしていないのではないと思います。生きるとはそういうことです。

 

あなたの命はあなただけのものではありません。あなたがたとえ好きでないといっている家族でも、本当はその家族がいるから甘えていえてるのです。気に入らないは好きでないとは違いますが、同義語で使って頭が混乱して感情がすり替わることが多いようです。

 

そんなことない、と思うならば、今日から目の前の誰かを愛してみてください。愛とは好きとか恋愛感情ではなくて、春の太陽が草花に光を降り注ぐような感じです。

 

それはあなたの生きる意味にも繋がります。

 

企業組合 リ・そうるけあ