何ができるか支援を考える
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今回の能登半島地震で、まずは被災された皆様へ心よりお見舞い申し上げます。
今回の地震が起きて、ネット上すぐに行動したのは、今回もYahoo!Japanへの募金ではないでしょうか。こちらは何より、募集開始があっという間でした。やはり常日頃、東日本大震災の支援も今でも3月11日にに向けて継続的にされていて、またどのような使い方をしているかの報告もあるため、安心感と信頼感があります。
他にもいろいろと多くの団体が活発に動こうとされているのを、阪神淡路大震災や東日本大震災の時よりも感じます。
徐々に被災してすぐは現地へ行っての応援よりも別の形で応援することが必要と、私たちは経験で学んできたのではないでしょうか。
これは多くの方が助け合いの重要性を知ったからだと思います。
伝えることの大切さ、知ろうとすることへの大切さではないでしょうか。
支援が多くて困ることはないのでしょうが、これだけたくさんの受け入れ先があると、できれば届きにくい本当に必要なところへ、生きた支援になればと思ってしまいます。
そしてその考えはお一人お一人様々だと思います。だからこそ、どんな使われ方をするか想像してみて、その想像がご自身の想いに近いところにされるのがいいのではないでしょうか。
以前の震災でのろう者の方の体験談を読むと、避難所等でのアナウンスが聞こえず、皆が並ぶと、何か物資の配給なのかなと並ぶとか、暗い中だと、手話が見えないので、大変困ったとありました。
東日本大震災ではろう者の方は、約2倍被害にあったそうです。
また、このような震災被害の中、介護施設に入居されていた方々等は、避難や、職員の方々などどうされているのでしょうか。ネットで調べた限りでは、施設から移動されてはいず、職員の方々が泊まり込みで支援をされて、疲弊しているとNHKのネットニュースは報じています。さらに、介護職員などを募集し、国が公費で派遣するとのことも報じられています。
もしも避難所に耳の聞こえないかたがいたら、少しだけ気にしてあげて、肩を叩いてあげてはいかがでしょうか。
もしもそばに、車椅子の人がいたら声掛けしてみる。
できることを無理はしないでしてあげる。それだけでも違うのではないでしょうか。
リ・そうるけあとして、今回の支援について考え、あまり目につかないことをみなさんへ伝えるお手伝いをしてみました。
尚、石川県、NHKの介護職員派遣に向けての厚労省の記事、石川県聴覚障害者支援センターのリンクを下記よりご参照ください。石川県のホームページも震災関連の支援金募集受付が色々とでています。
(参照)
石川県緊急時トップページ https://www.pref.ishikawa.lg.jp/ (2024年1月13日閲覧)
NHK 能登半島地震 全国から応援の介護職員など募集し派遣へ 厚労省
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240110/k10014316481000.html (2024年1月13日閲覧)
石川県聴覚障害者支援センター https://www.deaf-ishikawa.or.jp/pages/131/ (2024年1月13日閲覧)
リ・そうるけあ
高山和 たかやまあい