倫理について
カテゴリ:お知らせ先日、医療現場におられる方からの倫理の講義を受ける機会がありました。
まずは資料の読み込み方が違います。誰が何を言ったではなく、この本のこの部分の考え方の原点はこの別の本のところから来ていてという感じで、全部を紐を辿るようにおっていかれました。
ここまでの膨大な資料を提示される講義も初めてでしたが、その先生の元を、根本を大切にされる優しい眼差しが、恐らくは丁寧に生きられている方なのだろうなと感じました。
何かにぶつかると、脅威で返されたことはないだろうか。最近の身近な例だと、例えば長文で返信だ。
しかし、ここで考える。もしも自分がこの文章を相手に送っていたら、読んで理解して欲しいと思っているだろうか、答えはノーである。ただただ、時間をかけて、送ったのだという事実だけを見せたいのだ。
何故この件を今言いたかったかというと、やり取りした内容が、相手の倫理観についてのことだったからだ。
日本人の多くは、仏教で最後を終わる方が多いが、日常を仏教の考えで送っているかというとそうではないと感じる。神棚にお参りし、仏様に手を合わせる方は多いのではないだろうか。
相手を大切に想うこと、それは目の前の、あるいはメールで送る相手の、拙い言葉でも気持ちはすっと伝わるものだ。そして人の持つ倫理観も自ずと見えます。
自分の芯を大切にー。
企業組合 リ・そうるけあ