決めつけをしないこと
カテゴリ:お知らせ昨日はスピリチュアル研究会の勉強会でした。
訪問看護をされている方から、8歳のお子さんの看取りのケースのお話しを伺いました。
ご家族の心情の様子なども肌感覚でお話しくださいました。
このお話しを知ってくださった方は、緩和ケアについても学ばれたことがあるそうです。
それだからなのでしょうか。患者である8歳のお子さん以外にも、とてもご家族への目線も配慮の気持ちの目線がお持ちでした。
ただ気になったのは、お父さん、お母さん以外の他のご家族が話しの中に登場してこなかったこと。もしかしたら、時間的に訪問の際にお目にかかってなかったのかもしれないとは思いましたが、最後の訪問の際にご近所の方々も見送ったとある中でも、ご兄弟はでてきませんでした。
質問の時間があり、本当はとても聞きたかったのですがー。
と申しますのも、スピリチュアルケアやグリーフケア目線で考えれば、患者さんだけでなく、関わるすべての人の心に寄り添うこと必要な可能性があるからです。
グループでの話し合いの時間が持たれ、そのときに質問できなかった気持ちを伝えてみました。他の方から質問しても答えてくれたのではと言ってくれました。
今思えば確かにそうです。講演者の方は訪問看護の方ですが、スピリチュアル研究会で学んでいる方、講演は対ナース目線での話しでしたが、聞けば、スピリチュアル観点として質問を受け入れ、答えてくださったのかもしれません。私が決めつけをしてしまっていたのかもしれないと思いました。
医療関係者、社会福祉士、行政関連、いろいろな立場の方がお互いの立ち位置以外も考え、考慮して動こうとする人が増えている、増やそうとしている場なんだなと感じました。
毎回発見があります。
企業組合リ・そうるけあ
代表理事 高山和 たかやまあい