誰一人取り残さないデジタル化の課題は?
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誰一人取り残さないデジタル化の課題は、いったい何でしょうか。
まずは、デジタルを使用するための機器が必要です。これはつい30年ほど前であればデスクトップ型のPCが必要でしたが、今やカバンやポケットに入るスマホの普及が各世代で目覚ましいです。
そして、使用のための操作方法。こちらは、各社によってになり、慣れの問題等もあるところです。
電話かネットか、電話も声で発しますが、今やデジタル回線(アナログ回線でなく)に通信利用のためにされてますから広く言えばデジタルです。しかし、電話がかかってくるのはいつになるかはかける方によるので、かけられた方は電話に出るか出ないかの選択肢になります。そこに留守番機能を使うということもできはしますが。
ここ数年のコロナのこと、そしてオレオレ詐欺等が電話離れ引き起こし、高齢者の生活他者とのコミュニケーション不足に拍車をかけて一つの要因でしょう。
そして少子高齢化、今や3人強に1人は65歳以上、高齢者と読んでいいのかためらわれます。
さて、なぜ65歳を高齢者と考えるのが一般的でしょうか。それは、リタイア生活、就業せずに、年金生活となる方が多いからとも言えると思います。
しかし、今や人生100年時代は、働く場がないできないことで、あるいはリタイアする年齢との思い込みでなってきたこともあるかもしれません。まだほんの少し半分を越えたところです。
そして、徐々に就業の場も増加してきています。またAIの普及で、高齢者の就業をサポートしながらの職種もますます増加することでしょう。
そうすれば、就業することで、新しい職場の人とのコミュニケーションが生まれ、規則正しく生活を送ることで、心にハリをもつこともできます。
ただ問題は健康のリスクが年齢が上がれば高くなります。しかし医学の進歩により、癌は以前高いものの、肺炎や老衰の増加が見えます。(出典 厚生労働省 令和元年 人口動態統計月報年計(概数)の概況)そして脳疾患は減少傾向にあります。これから何が読み取れるかと言いますと、脳疾患は急性の場合もありますが、癌などはいっとき時間ではありません。
そうなると、ご自身で働きやすい職場を探すか、探すサポートを得ながら、誰もが共存共栄する社会を長く整える、支えられる時間をシフト、長くならないようにするということも、自身のやりがい、社会とのつながり、健康、生活に寄与するのではないでしょうか。
そこで、改めて考えうるのが、安全で便利なデジタル環境を誰もが使用できるようになることが望まれることでしょう。
安全を供給してもらえれば、無難にITを使用して活躍できる、したい現状は高齢者と考えられてしまっている良き人材は多いのではないでしょうか。
安全の確保は大いに難しいところでもありますが、前に進むには、皆誰も自らが視野を広げて考えていくことを日々続けることが、誰一人取り残さないデジタル化につながるのではないでしょうか。
令和3年版 情報通信白書
第3章「誰一人取り残さない」デジタル化の実現に向けて
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/pdf/n3000000.pdf
リ・そうるけあ
高山和 たかやまあい